旭市立富浦小学校  
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令和5年度 ゴールボール体験

令和5年12月8日
















学校いきいきプランの一環として、パラリンピックのゴールボール競技で2008年北京、2012年ロンドン、2016年リオデジャネイロに出場し、ロンドンパラリンピックでは金メダルを獲得した安達阿記子様(リーフランス株式会社)を講師にお招きし、4年生以上の児童がゴールボール体験を実施しました。当日は、安達様の他、大前祐加子様(リーフランス株式会社)が体験のお手伝いをしてくださいました。
ゴールボールは、目隠しをしながら鈴の入ったボールを転がして、ゴールに入れることで得点する視覚障がい者の球技です。
視覚障がい者は、視力や視野等の視機能の障がいにより見ることが不自由または不可能になっている状態で、眼鏡やコンタクトレンズを使っても十分な視力を得られません。 
このような障がいを持つ方々と一緒に楽しめるスポーツがゴールボールです。鈴の音をたよりに、仲間との信頼関係を気づきながら攻防を繰り返していきます。
当日は、安達様の経験してきたことや視覚障がいについての理解を深めた後、学年別に体験しました。相手を気遣い連携するために互いに名前を呼び方向がわかるように合図をしながらパスをします。自分の位置は、ひもで作られたコートを足や手で触って確認します。パス回し後、3人対3人で、一人一投ずつボールを転がしてシュートする体験をしました。
一人一人が体験をとおして、障がいについて考えるきっかけになったと思います。私たちを取り巻く環境は、見えることが前提で作られている場所が多いです。共生社会をめざしていくためには、身の回りのバリア(心のバリアと環境のバリア)を取り除けるといいですね。
安達様、大前様ありがとうございました。



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